Pulsatilla(Puls.)/日本風解説

プルサティーラ

セイヨウオキナグサ(植物)

 

この花は群生する修正がある紫色の可愛い花ですが、実際は根っこが四方に伸びている強い花なんです。見た目とは全然違って

「しぶといなぁ」

という感じ。

風が吹くとソヨソヨとたなびき、群生している事で自分らしさを保ってもいます。

強い根に充分な水を貯えて、厳しい環境の中でも生き延びるんです。

これがそのままレメディ像ですよ!

 

つまり、見た目は柔らかく、いかにも人に合わせているようなのに、そうする事で実際は身を守っているのです。曲げられない強い自分があるからこそ、「聞いているフリ」もします。また右からの風が来ると右へ、左からの風には左へとしなって見せます。

「今泣いたカラスがもう笑った」というのがPuls.の典型です。

そして群生する花のように人と触れあう事が好きで、辛いときも人から慰められると好転します。

またこのレメディの人は喉が渇かず、なんだかジトっとして水っぽい感じがします。

そしてこの花が風にそよぐように、Puls.の人も外気を欲するんですよ。

子供にもよく使うポリクレストレメディですよ~

 

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これだけではこのレメディは処方できません!

つまり一番大切なキーが抜けているのです。

ロジャー・モリソン

「このレメディは最も見落とされる事が多いレメディのひとつなんです」

と言っています。

Pulsatillの像が、もし上記通りの像なら、絶対見落とさなそうなのに・・・・

 

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