ホメオパシーオススメ書籍

HOMEOPATHIC METHODOLOGY

(ホメオパシー方法論~レパートリー・ケーステイキング・ケース分析)

著者:Todd Rowe MD

 

ハーネマンカレッジの創設に関わり、講師もつとめていたTodd Roweによるホメオパシー教本の1冊。

ケースのとりかた、レパートリーの構造、各セクションにおける難しいルーブリックの解説、重要なルーブリックの提示、ケーススタディなどが丹念に解説されています。

書籍はレッスン1~11で区切られていますが、各レッスンの後、練習問題もついています。

巻末には急性症状ケースをとるためのテンプレートや他、ケースをとる時に最初にクライアントに書いてもらう各種テンプレートが掲載されています。日本のクラシカルと呼ばれるスクールが開催しているホメオパス養成コースでもふれられていません。今後は各学校でこの本を基盤にした講義が行われるべきではないか、と考えさせれるクラシカルホメオパシーの教本です。アマゾンで3千円以下で購入可能なこの本は、間違いなくホメオパシーを学ぶ足がかりとなるものです。

Desktop Companion to Physical Pathology 

著者:ロジャー・モリソン MD

 

当交流協会が字幕監修をつとめたハーネマンカレッジの創設者ロジャー・モリソンによる急性症状対応のための1冊です。

頭部・首/胸部/消化器/泌尿生殖器/筋骨格・皮膚/全身 に分けて、それぞれ細かく急性症状を考察します。例えば「頭部・首」だけでも

・頭痛

・結膜炎

・中耳炎

・アレルギーと鼻感冒

・副鼻腔炎

・歯痛

・咽頭炎と扁桃炎

・甲状腺

それぞれに

・ケース管理

・治療の手がかり

・ナチュロパシック対応

・通常医学対応

・代表ルーブリック

・レメディ(主要レメディと他に候補になるだろうレメディ)

の項目をたてて説明されています。

いずれ日本語に翻訳されて出版されるべき1冊です。

Desktop guide

著者:ロジャー・モリソン MD

 

世界のホメオパシースクールで標準使用されているマテリアメディカです。

レメディ像を平面的・単一的に表現するありがちなマテリアメディカではなく、1つのレメディがいくつかのタイプとして見られる事がきちんと述べられています。

また実際に臨床症状としてはどんな病名をつけられやすいか、どんな症状をコンビネーション発症するのかを含め、簡潔に必須項目を分かりやすい英語でまとめています。

本のタイトル通り、机の上において、常に使ってほしい1冊です。