北米にレメディを発注すると分かる事~ホメオパシーの健全な普及の影で行われている事~

北米にレメディの1M以上を発注して輸入する事はできない。(私が知り得る限り)

輸入がダメならと

「現地ショップまで取りに行くので発注したい」

と言うと

「プラクティショナーの処方がないとダメです」(カナダのショップは軒並みこの返事)

と返事が来る。

しかし一方でヨーロッパ方面へ注文すると、自分がプラクティショナーかどうかも確認されず、レメディを輸出してもらえる。

とても便利な反面、恐ろしい事だ。

レメディは決して濫用してはいけないが、ヨーロッパのレメディ販売窓口は広い。

一方限ったレメディを限った人にしか販売しないという倫理が、北米でのホメオパシーを後押ししてもいる。よく

「アメリカは保険の関係でホメオパシーが普及したに過ぎない」

という話を聴くが、それならカナダでのホメオパシーの普及はどう説明できるのか。

まずはきちんとしたホメオパシー教育があり、続いてレメディに対する倫理規定があり、それがホメオパシーの普及に一役買っているとは考えられないのだろうか。

レメディを濫用することは、ホメオパシーを衰退させる事になる、これは論理矛盾しているようだが、実はレメディが一体どういうものかを考える良い命題でもある。