ホメオパシー理論講義/Ⅱ期

◆ホメオパシー理論Vol.2(日本語字幕付き)(基盤教材)

  下記内容を6か月の目安で学びます。DVDを繰り返し視聴いただいた後、課題を提出下さい。

 

 1-1.キングダム(63分)ナンシー・ヘリック

 

キングダムとはホメオパシーレメディを決めるための考察方法の1つであり、大きく分けて

①動物

②鉱物

③植物

の3界があります。この3つの界をどのように人間に当てはめて考察するのか、動物のレメディが有益な人とはどのような特性があるのか、植物、鉱物はどうかを講義します。各講義は全て別々の日に撮影された講義のエッセンスをつなぎあわせたもので、講義最後には一瞬の感覚から3界を考えたりもしています。3界を体感できる63分です。

 

1-2.マヤズム(57分)ロジャー・モリソン

マヤズムはホメオパシー特有の考え方であり、そのためにクライアントを惑わす言葉でもあります。

この講義ではハーネマンがマヤズムをどう考えていたのか、またその後、サンカランに至るまでの概念変化を示し(総論)、各マヤズムに考えられるテーマ・病理・夢・感覚・症例など、丁寧に解説(各論)しています。身体症状にも詳しいドクターホメオパスのマヤズム講義なので、「抽象的・言い方ひとつ」というマヤズム講義ではなく、あくまでも基本・土台とできる講義です。

 

 

2-1.慢性病のケーステイキングのエッセンス(67分)ジョナサン・ショア

「ケーステイキングは人間関係と関わる部分です。ホメオパシーは大きく2つの部分から成りますが、1つは情報に関する部分、もう1つは人間関係に関する部分です。そしてケーステイキングはおホメオパシーの実践において、ある意味人間的側面と関わります。」

こうして始まるジョナサンの講義は終始哲学的な事も含まれていますが、それは決して曖昧な講義ではなく、具体的にどうすべきか、どこでどうすれば良いのか、という示唆にあふれたものです。

 

2-3.慢性病のケーステイキングの知識・情報収集(65分)ロジャー・モリソン

「慢性病のケーステイキングについて2つの講義をするのは、2通りの見方を学んでもらうためです」と

切り出して始まるロジャー・モリソンの講義では、「クライアントに聞くべき事」がとても細かく示されています。どのような事をどう質問すべきか、その際気を付けるべきことは何か、が65分の間 休むことなく説明されているのです。

ロジャー・モリソンやジョナサン・ショアの講義のようなものは、古典的なホメオパシーでは多くの本も出版されており、ケースをとる際のコツや注意事項は非常に重要なもので、今回もこれらの古典的クラシカルホメオパシーにのっとった講義が展開されています。

 

4-1. 慢性病治療中の急性病(56分)ロジャー・モリソン

「この講義は根本体質治療中に急性病が起きた時の対処の仕方についてです。この問題に関し、ジョージ・ヴィソルカスほど真剣に取り組んだ人はいません。ギリシャにいた1983年か84年ごろ、私(ロジャー・モリソン)とジョージでレポートを書き、骨子は変更せず、後で分かった事を私の方で少し追加し、この論文を2人でワシントンのinternatilan Liga(ホメオパシーの国際組織)に提出しました」 ロジャー・モリソン

 

このテーマは非常に重要であるにも関わらず、これに答えられる人は少なくとも日本には皆無です。ですが、実際にレメディを使ってしまえば絶対にぶち当たる問題でもあります。これを空想や妄想ではなく、きちんとした医学的見地を持ったホメオパスの講義を通じて原理原則を学んで下さい。ここには明確なガイドラインが示されていること、またそういうガイドラインが存在する事をまずはしっかり認識させてくれる内容です。

 

4-2.ポテンシー(48分)デボラ・ゴードン

ポテンシーは何であり、どのような違いがあるのかという基礎的な内容から始まり、どのような指針でポテンシーを選ぶべきか、歴史を築いたホメオパシーマスターたちの見解をしっかり示しています。さらに実際の場面ではどう応用し、どのようにクライアントに摂取してもらえば安心で効果的かという難易度の高い問題にも挑んでいますので、実際に臨床を始めている人こそに重要な1枚です。

例えば

体質治療をしていたクライアントが急性病を起こしたらポテンシーをどうするのか、

など、これまで日本ではほとんどスポットライトを当てられないまま放置されていた重要な問題にもデボラはきちんと答えています。

 

5-1.レメディ投与後の反応(悪化とその他の反応)(62分)ロジャー・モリソン

「この講義のテーマを単に”悪化”としなかったのは、レメディ投与後に患者に悪化以外が起こることは非常に多く、何が悪化で何が悪化でないかを多角的に捉える理論を理解していなければ、患者の身の上に起こる事を正しく解釈できないからです。

例えばレメディ投与後、何かが起こると、初心者は悪化と決めてかかり、患者を安心させようとします。

例えば投与後1日目に痛みを訴える電話があると

”それは単に悪化なので、乗り切ればスゴク良くなりますよ”と

説明し、2日目、痛みの悪化を訴える電話が再度入ると

”悪化なので数日で消失しますから”

と言い、3日目に奥さんから電話で、その患者が心臓病で亡くなった事を知らされることもあります。実際にあった話です。またひどい悪化を経験した患者は、以降絶対にレメディをとりません。”個々のケースでどの程度悪化が起こり得るのか”について私達が無知であることを露呈したからです。」

これは講義の冒頭です。

このような話があふれかえる日本ですが、クライアントを守るためにも、ホメオパシー学習者全てに学んでもらいたい講義です。

 

5-2.プルービング(44:19)ロジャー・モリソン

プルービングに関するハーネマンの考えをオルガノンを通じて説明し、また具体的にはハーネマンによりプルービングがどのようにされてきたかも示されています。さらに、現代のホメオパシー巨匠たちはプルービングについてどう考えているのかも、実際にレメディを処方する時に重要になる考え方を示しています。

この講義を行ったいるジョナサン・ショアは鳥のレメディのプルービング、ナンシー・ヘリックも哺乳類のミルクのプルービングを指揮し総括し、レメディの進展に関わっていますが、プルービングという概念を知って初めて、レメディをとったあとの治癒的な作用とそれ以外の作用の判断もつくようになります。

「健康な人にレメディをとらせて その時に何が起こるか観察した結果マテリアメディカやレパートリーができる」

というような平面的な言葉ではなく、本格的にプルービングを学びましょう。

 

6-1.アンチドート(28分)ロジャー・モリソン

日本ではコーヒーやミントを摂取するとアンチドートが起こるとか、起こらないとか、そのようなレベルの話はよく聞きますが(それさえも各ホメオパシー団体が論争を起こす問題になるほどの状況は憂うるべき)ハーネマンはどう考え、現在の症例がどういったことを示しているのでしょうか。

ロジャー・モリソンの講義は全てデータに基づいています。アンチドートが分からなければ、レメディをいつ反復すべきか、あるいは反復しないべきかも分かりませんし、

「普通は反復するもの」

と言われたら反復してしまうのがクライアントの立場です。

ホメオパシーは全てに根拠・論拠・観察の指針があります。たった28分ですがロジャー・モリソンがムダなく全てを教えているからこその短時間講義です。全て書き留めてクライアントと向き合ってください。

 

6-2.北米におけるホメオパシーの歴史(80分)ジュリアン・ウィンストン/デボラ・ゴードン

北米のホメオパシー史は私達にとって無関係ではありません。ホメオパシーはなぜ勃興し、なぜ衰退するのか、また衰退しない地域では何が起こっているのか、充分に考えねばなりません。

講義はジュリアン・ウィンストンのDVDを軸に進みますが、冒頭ではデボラ・ゴードンが

「ホメオパシー史に関し、特にアメリカでの歴史を学ぶ目的は2つあります。1つは私達の源流をきちんと理解するため;感動を覚えるような先人の偉業を知れば”良いホメオパスになろう”と鼓舞されるでしょう。もう1つは過去の歴史を理解し、過ちを繰り返さないためです。」

と述べていますが、日本のホメオパシーはどのような方向へ向かって進んでいるのか、アメリカの歴史から日本の未来を予測することも可能です。

 

ホメオパシーの歴史にとって重要なのはホメオパシーを学ぶために大金を投資していくことなのか、ホメオパシーの志を持った人を支援して育てていく事なのか、、、、当協会は後者こそが重要と考え、このようなプロジェクトに着手しました。